被爆者相談所および法人事務所
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東友会医療講演会 しなやかな老後の過ごし方 楽しく学んで納得

 毎年好評の東友会医療講演会が2005年10月1日、豊島区区民センターで開かれました。これは、東京都から業務委託を受けて東友会が毎年開催しているもの。
 今回のテーマは「無理なく老後をしなやかに 介護予防とリハビリ」。講師は東京の被爆者になじみ深い向山新医師でした。
 向山医師は、大田病院で20年以上被爆者の集団健康診断を担当しているベテラン医師。東京反核医師の会代表世話人であり、原爆症認定集団訴訟を支援する東京と全国の医師団の中心になって活躍しています。
 この日、診察室でいつもお世話になっている向山医師のお話をあらためて聞きたいと、都内各地から74人が参加しました。
 整形外科医である向山医師は、高齢者が心配な骨粗鬆症による圧迫骨折、転倒による骨折をおさえるための筋力トレーニングのポイントについてレントゲンの写真を示したり、具体的な実例をあげてわかりやすく講演。高齢者にはとくに水分の補給が大事だと演壇にあったペットボトルを持ち上げて「これ3本で1.5リットル。1日に直接飲む水分として必要な量の目安です」。さらに、食事は1日3回きちんととり、肉も食べた方がいいことなど食生活から、肥満の防止など生活習慣病をおさえることについても具体的に説明がなされました。配付された資料は読みやすい大きな字で図入り。模範演技もふくめての講演に、会場内は笑いや共感に包まれました。
 質問への回答で、「ビールはいくら飲んでも水分補給にはならない」「転ぶことは大敵。室内の段差の解消を」などと生活全般にわたる話もだされました。

医療講演会のようす
楽しく役に立つ講演に参加者は大満足
向山 新(むこうやま あらた)医師
向山新医師