被爆者の地区の会活発化めざし4つのテーマで交流会
被爆者の地区の会の活動を活発化するために、地区の会相互の経験を学びあい、交流を深め合おうということで、2003年10月21日午前10時から午後5時まで、4つのテーマで「2003年度 地区活動交流会」を、東友会の会館会議室でおこないました。
第1テーマは「自治体への請願活動」。飯田マリ子副会長の問題提起で、「自治体の被爆者施策を充実させるために」「自治体が原爆展などを開催するため」の請願・陳情の仕方などを勉強、討論しあいました。
第2テーマは「地区の会の相談活動」。山田玲子事務局次長が、会員への制度の紹介、心の悩みでの相談問題、暮らしの問題など、豊島区での相談事例を挙げながら問題提起しました。
「相談を受けたのがきっかけで勉強してよかった」など、相談活動が自分のためにもなった経験などが出されました。
第3テーマは「被爆の実相普及活動」。横川嘉範副会長が原爆展と証言活動を中心にした実相普及活動の経験を問題提起しました。「東友会の出版物を区市の図書館に寄贈したら」などの提案も出されました。
第4テーマは「広報・地区だよりの活動」。山本英典事務局長が問題提起。地区だよりの記事、編集、割付、印刷の苦労などが参加者から出され、活発に学びあいました。
参加者は4テーマのべ71人、全出席者は6人でした。