被爆者相談所および法人事務所
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遠距離・入市被爆にも 急性症状、ガン多発

 東友会が「東友」2003年6月号でお願いした「遠距離被爆者・入市被爆者実態調査」に7月19日現在で446人からご協力がありました。
 調査票が届くと、「入市被爆者の私は、被爆者と認められていないような気がしていたが、この調査にはぜひ参加したい」という声が数件寄せられました。広島の2.5キロで被爆し原爆の熱線で火傷したという人は、軍隊の「現認証明書」のコピーをつけて調査に協力。「調査票に書ききれない」と、体験記をつけてくる人、家族の状況を克明に書いてくる人や手紙を同封してくる人が目立ちます。
 さらに、白血病、乳ガン、胃ガン、大腸ガンなど、原爆症認定申請をできる被爆者がたくさんいることもわかりました。
 東友会では調査票を分析するとともに、認定申請の条件にある人を知らなかった点を相談事業の問題点として反省し、制度の普及に努めることにしています。