東原爆裁判 肝障害で「第3意見書」提出
東原爆裁判の第20回口頭弁論が2003年6月24日開かれ、100人が傍聴しました。
この日は弁護団から、原告側証人の齋藤紀医師が、国側の戸田剛太郎証人の証言を批判する「第3意見書」が提出されました。意見書は、戸田証人が「肝機能障害を起こすには1000ラドの放射線被曝が必要」と言い張り続けている誤りを批判したもの。
7月11日に、裁判所と弁護団、国側代理人とが裁判の進め方について話し合う「進行協議」をおこない、齋藤意見書への戸田証人の再反論は9月6日までに提出、9月20日の「進行協議」で最終弁論期日を決めることになりました。