生存被爆者29万1824人に 2000年より5789人も減
全国の被爆者数が、2000年より5789人減って、29万1824人となりました。葬祭料の受給は7,139件でした。被爆者手帳所持者数のなかには、新規手帳取得者が含まれていますから、1年間の死没者数は葬祭料の受給数とほぼ一致するものと思われます。東京では、130人減って9268人となり、葬祭料の受給は141件でした。
原爆症認定者に支給される医療特別手当は、全国で今度も2115人で、全被爆者数の0.7%に止まりました。介護保険制度の実施で、家族介護から他人介護に移った人が多いと見られ、家族介護が1,309件減り、他人介護手当受給が1037件増えたのが特徴でした。