「原爆被害者の墓」へ新たに3体納骨 納骨式での「表白」に感銘
2021年9月12日、八王子市高尾の東京霊園にある「原爆被害者の墓」に、新しく3体の遺骨が合葬されました。合祀されたのは、木下廣明さん、戸髙素さん、前田妙子さん。当日は、日本宗教者平和協会の森修導師の読経とともに「表白」が詠み上げられました。「表白」とは、葬儀をおこなう意味を仏、遺族、親族、一般参列者に対して伝えるという役割があるもの。広島・長崎の「あの日」の惨禍と原爆死没者への弔意、核兵器廃絶を求める強い決意が込められた森導師の「表白」は、参列者に深い感銘を与えました。
建立から16年の「原爆被害者の墓」の合祀、刻銘者は、53人になりました。
「原爆被害者の墓」についてのお問い合わせは、東友会事務局まで。