被爆者相談所および法人事務所
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国民平和大行進 オンラインで出発式
知恵と工夫でやれることをやる 被爆75年を核兵器廃絶への転機に

 新型コロナウイルス感染症が拡大し、国レベルで「緊急事態宣言」が出されるなか、毎年欠かさず続けられてきた「原水爆禁止国民平和大行進」が2020年は中止になりました。
 しかし、コロナ禍のなかでもできることをやろうと、2020年5月6日に同実行委員会が主催して、東京から広島コースの「オンライン出発式」がおこなわれました。これは、インターネット経由で多くの人びとが同時にカメラの映像と音声で会議をおこなうサービスを利用したものです。
 主催者を代表して、世界大会実行委員会運営委員会共同代表の髙草木博さんが挨拶。「被爆75年の2020年を、人びとの意思と行動で、核兵器のない世界への転換点にしよう。歩けるところでは歩き、署名を集めよう」と呼びかけました。
 各界からは、日本被団協代表委員の田中煕巳さん、第五福竜丸平和協会事務局長の安田和也さん、東友会代表理事で日本被団協代表理事の家島昌志さんらがメッセージを寄せました。
 家島さんは、「世界中で新型コロナウイルス感染拡大防止に躍起になっているが、核兵器被害はウイルスと異なり救済方法がない。人類の悲劇を防止する唯一の手立ては核兵器廃絶だ」と語り、被爆者としての決意を述べました。
 第2部では、オンラインだからこそ可能な方法を使い、世界各国からリアルタイムで挨拶やトーク、ミニコンサートなどがおこなわれました。
 2020年は、東京・広島間をリレーして歩き通す例年並みの行進はできませんが、各地の状況に合わせて、可能な地域では行進をしたり、街角で核廃絶を訴えたり、自治体要請などの行動を、日本各地で、世界各国でおこなうことを確認し合いました。

 被爆者の世代(平均年齢80歳以上)では、こうした最新のオンラインサービスを使いこなすことはなかなか難しいですが、次世代を担う若者たちが被爆者の心を受け継いで、核兵器廃絶のためにたゆまず、工夫をこらして活動している姿に励まされます

1画面が5掛ける5の25分割され、それぞれに参加者が自宅などからカメラを使って映っている。
インターネット経由で登場した人びとの画面から