東友会2019年新春のつどい 新たな気持ちで東友会のこれからを
2019年東友会新春のつどいが1月27日、平和と労働センターで開かれ、78人が参加しました。2018年11月に結成60周年記念式典と祝賀会があってから2カ月後ですが、ここでもなごやかな交流の場となりました。とりわけ12月14日の東京高等裁判所の勝訴判決で、32人の原告全員を原爆症と認定させる完全勝利をおさめたノーモア・ヒバクシャ東京訴訟の成果が確認し合えるつどいでした。
最初に、司会の家島昌志執行理事のよびかけで原爆犠牲者への黙祷が捧げられたあと、大岩孝平代表理事が結成60周年事業とノーモア・ヒバクシャ訴訟の完全勝利にふれて開会の挨拶をおこないました。
2019年は政党関係の来賓は各会派の代表が核兵器廃絶と被爆者援護の重要性とともに、東友会の活動にふれた温かい挨拶があり、都議会自由民主党幹事長からのメッセージも紹介されました。
東友会の1年間の活動をふり返る恒例のスライドを村田未知子執行理事が紹介。多くの被爆者の姿を映像で紹介する上映は2019年も好評でした。
第2部の司会は中西俊雄執行理事が初挑戦。乾杯の発声は、15年間原爆症認定訴訟の原告として活動してきた山本英典原告団長(東友会執行理事)。不自由な身体をおして、支援への感謝と原告を代表して決意を述べました。
各界からの挨拶は、ノーモア・ヒバクシャ訴訟弁護団の宮原哲朗・中川重徳弁護士、山本原告団長の主治医でもある園田久子医師(東友会顧問医)をはじめ、日本被団協の和田征子事務局次長、日本原水協と東京原水協、第五福竜丸平和協会、東京宗教者平和の会、東京非核政府の会の代表などから、時間ギリギリまでつづきました。2019年は東友会と「おりづるの子」(東京被爆二世の会)などの参加者は、名前の紹介だけになりました。
今回、東京うたごえ協議会の大熊啓さんが披露した縁起物の「南京玉すだれ」に大きな手拍子がわき、梅岡功さん(武蔵野けやき会)の指揮と大熊さんの初協演で「青い空は」の全員合唱をリード。大いに会を盛り上げました。
「新春のつどい」にご参加またはメッセージをいただいた議員のご芳名を紹介します。(敬称略・順不同)
参加した議員(含・代理)
初鹿明博衆院議員(立憲民主)、笠井亮衆院議員(共産)、山添拓参院議員(共産)、松原仁衆院議員(無所属)代理、大松あきら都議(公明)、岡本こうき都議(都民ファースト)、中村ひろし都議(国民民主)、和泉なおみ都議(共産)、山内れい子都議(生活者ネット)、浅田やすお文京区議(社民)
メッセージを寄せた議員
小池晃参院議員(共産)、吉原修都議(自民)