被爆者相談所および法人事務所
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核兵器なくせ、ふたたび戦争するな ピースアクション in TOKYO

市民団体と東友会が共同で集会とパレード

 被爆60年の2005年から、東友会と東京都生協連、東京地婦連の共催で毎年開催している「ピースアクション in TOKYO」が2007年5月10日、渋谷のウイメンズプラザで開かれ、220人が参加しました。
 集会は、東都生協の「グループ麦藁帽子」の6人による原爆詩の輪読のあと、シンガーソングライターの横井久美子さんのピースコンサートにつづきました。「にんげんをかえせ」と、化学兵器による障害で苦しむベトナムの子どもたちの言葉を無伴奏で歌った歌は圧巻。会場から大きな拍手が沸き上がりました。
 つづいて参加者全員が起立して、4月に暴漢の凶弾に斃れた伊藤一長・前長崎市長と、3月に死去された「ピースアクション」の発起人の一人・東京地婦連の田中里子さんの冥福を祈って黙祷。長崎市東京事務所の神近宣博所長が、伊藤前市長逝去の経過を報告したあと田上富久・新長崎市長のメッセージを代読。つづいて、4月に広島市東京事務所に就任した大森寛所長が、秋葉忠利広島市長のメッセージを紹介しました。
 参加者はその後、参加団体ごとに1年間の平和活動を紹介し合った後アピールを採択。集会後は、渋谷駅近くの宮下公園まで、花の種を配りながらピースパレードをおこないました。

座席を埋める参加者たち。舞台上に下げられたスクリーンに、映像が投影されている。
原爆詩の輪読、ピース・コンサートなど感動的なプログラムで盛り上がった集会。
たすきを掛けて歩く被爆者たち。一人が旗を持っている。
集会後、東友会の旗を持つ長岡和幸事局長を先頭に渋谷の街をパレード。