被爆者相談所および法人事務所
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東友会原爆犠牲者慰霊祭・追悼のつどい

遺族、被爆者、自治体と都議ら250人が参列

 東友会主催の第37回東京都原爆犠牲者慰霊祭と2001年度原爆犠牲者追悼のつどいが、2001年7月29日、東海寺で、250人参加して、厳粛にとりおこなわれました。曇り空で、気温も低めだったため、しのぎやすい式となりました。
 慰霊祭は、田代啓子・寺沢茂両事務局次長の司会で進行。蒔添安雄事業部長と小田中幸子両常任理事がつく打鐘五声で開式。品川仏教会の僧侶による読経のなかで参加者全員が焼香。横川嘉範副会長の「慰霊の言葉」で閉式しました。

集団証言で死没者偲び

 「追悼のつどい」は、上田紘治・中川夏代両事務局次長が司会を担当。田川時彦会長の主催者あいさつの後、東京都知事(代読:中西好子特殊疾病課長)、広島市長(代読:品川勉・広島市東京事務所長)、長崎市長(代読:宮田洋二・長崎市東京事務所)、都民代表:宮原哲朗・あずま原爆裁判弁護団事務局長、都議会各会派代表からあいさつをいただき、来賓とメッセージが紹介されました。
 遺族代表のあいさつは、2001年4月、食道ガンのため64歳で逝去された保谷市の久野助勝さんの次男・純さん(29歳)が父の思い出を語りました。
 「つどい」の目玉は、集団証言「東友会の相談電話のこえから」。「東友」に掲載されている「相談電話のこえ」を構成した証言を、被爆者6人、相談員3人が朗読、感動をよびました。
 広島、長崎の平和祈念式典に派遣する国と都の代表3氏の紹介があり、藤平とうへいのり東友会副会長のことばで閉会しました。

集団証言のようす。被爆者や相談員がマイクを前にならび、朗読している。
集団証言「相談電話のこえから」