被爆者が利用できる交通費助成制度 都営交通無料乗車券とシルバーパス
「被爆者の制度」ではありませんが、東京在住の被爆者も利用可能な交通費の助成制度に、「都営交通無料乗車券」と「東京都シルバーパス」の2種類があります。
都営交通無料乗車券とは
東京都在住の被爆者健康手帳所持者のうち、(1)厚生労働大臣の認定を受けた被爆者(医療特別手当または特別手当受給者)、(2)健康管理手当受給者のいずれかに当てはまる人は、申請すれば都電・都営バス・都営地下鉄・日暮里舎人ライナーの無料乗車券が発行されます。
ただし、「東京都シルバーパス」をすでに持っている人には発行されません。使えるのはどちらか一方です。
都営交通無料乗車券 新規申請の窓口と書類
「都営交通無料乗車券」の新規申請の窓口は、お住まいの区市町村の福祉担当窓口です。被爆者援護の担当窓口ではありませんのでご注意ください。
申請の際には、(1)被爆者健康手帳、(2)次のいずれかの書類(厚生労働大臣の認定書、医療特別手当証書、特別手当証書、健康管理手当証書のいずれか)をお持ちください。申請時の負担はありません。
有効期間は3年。更新の時期は人によって異なります。
都営交通無料乗車券の更新
すでにICカード式無料乗車券を持っている人は、都営交通定期券発売所で更新できます。更新は自治体の福祉担当窓口ではありませんのでご注意ください。
東京都シルバーパスとは
「東京都シルバーパス」は、都内に住民票のある満70歳以上の人が対象で、都内の民営バス(19社)と都営交通に無料で乗車できる制度です。
東京都シルバーパス 新規申請の窓口と書類
新規申請の窓口は、都内のバス案内所などになります。 申請時には負担金が必要です。住民税が非課税の人または前年の所得が135万円以下の人は1000円、それ以外の人は1万2000円を支払う必要があります。
新規申請には、カード面にカタカナ氏名の記載がある「記名型PASMO」が必要です。それ以外の形式のPASMOやSuicaは使えません。「記名型PASMO」を持っていない人は、新規に発行してもらうため、申請時に預り金(デポジット)などの費用1000円が必要です。
そのほか、住所・氏名・生年月日が確認できる書類、住民税の課税状況がわかる書類などが必要です。
東京都シルバーパスの更新は
期限は毎年9月30日です。すでに「東京都シルバーパス」を持っている人には、実施主体の東京バス協会から更新の案内が7月下旬に送られています。案内に従って手続きしてください。
【注意】シルバーパスは2026年10月の更新から、これまでの磁気カードからICカードに切り替わります。磁気カードから更新する場合はIC型PASMOが発行されます。
手続きの詳しい内容は、更新案内やシルバーパスのウェブサイトでご確認いただけます。
わからないことは東友会へ
都内の民営バスにも乗車できるシルバーパスと、都営交通に限られる無料乗車券とでは、使い勝手が異なります。ご自身がよく利用する交通機関や利用頻度の実情に合わせてご判断ください。
どちらの制度も、申請窓口や持参書類が細かく分かれています。わからないことがあれば東友会までお気軽にご相談ください。