被爆者相談所および法人事務所
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シルバーパスと都営交通無料乗車券 有効期限が切れる前に更新を

シルバーパス

 現在、シルバーパスを持っている人には更新手続きの案内が届いているかと思います。シルバーパスの有効期限は10月1日から翌年の9月30日までです。
 東京都のシルバーパスは、高齢者の社会参加を促し、福祉の向上を図ることを目的として、東京都シルバーパス条例にもとづき、東京バス協会が実施主体としておこなっている事業です。「被爆者の制度」ではありませんが、通院などのため利用している被爆者もいます。
 東京都に住民票のある満70歳以上の人が対象で、都内の民営バスと都営交通に乗車できる東京都シルバーパスを購入できます。ただし、申し込みにあたっては負担金が必要で、(1)住民税が非課税、または所得が135万円以下の方は1000円。(2)それ以外の人は20510円かかります(2024年度)。
 新規の申し込み窓口は、都内のバスの案内所などになり、住所・氏名・生年月日を確認できるもの、上記の(1)の人のみ住民税非課税あるいは前年度の所得を証明する書類が必要です。

都営交通無料乗車券

 「都営交通無料乗車券」の制度は、都内に住民票のある身体障害者、知的障害者、生活保護世帯の人などを対象に、東京都が実施している事業です。
 次の条件に当てはまる被爆者も、「都営交通無料乗車券」を受けることができます。

被爆者の条件

 「被爆者健康手帳」を持っていて、(1)原爆症の認定を受けた人(医療特別手当または特別手当を受けている人)、(2)健康管理手当を受けている人は、申請により都営交通(都電、都営バス、都営地下鉄、日暮里・舎人ライナー)の無料乗車券が発行されます。

【注】

  • シルバーパスを受けている人には発行されません。
  • 新規の申し込み窓口は、区市町村の福祉担当窓口です。そのとき、被爆者健康手帳と、厚生労働大臣の認定書または医療特別手当証書、特別手当証書、健康管理手当証書のいずれかが必要になります。
  • 被爆者の場合、有効期間は3年です。こちらは、人によって更新の時期は異なります。