被爆者相談所および法人事務所
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あずま数男かずお原爆裁判 国が不当にも控訴

 「あずま判決に控訴するな」の声をよそに、厚生労働省は、2004年4月12日、控訴を強行しました。控訴理由は、「肝機能障害と放射線との因果関係の判断に誤りがある」というものでした。
 1審で国側が主張したのは、「肝機能障害を起こすのには、1000ラドの被曝線量が必要」ということだけでした。長崎原爆の致死量は800ラドです。国側は2審でも、この暴論を蒸し返すのでしょうか。

「国は控訴するな」厚労省前で連日行動

 東判決に控訴をさせない行動は、3月31日から4月13日までおこなわれ、4月1日は衆参両院厚生労働委員へ要請しました。
 2日から13日までの平日はピースバードの青年が企画してランチタイム・アクションを続行。昼休みの2時間、被爆三世の磯部元樹さんを中心に青年の企画で厚労省前での行動が続けられました。配付されたチラシを見て参加した北区の野中晴さんは、被爆者や青年、弁護士の姿に感動して連日参加。認定申請中の被爆者もガンの身体をおして弁護士とともに「控訴するな」のプラカードを持ったりチラシを配付して要請しました。
 9日には衆院議員会館前と有楽町マリオンで座り込み。12日の集団訴訟口頭弁論の日と、厚生労働省による控訴の翌日の13日も要請・抗議行動が続けられました。
 あずま原爆裁判を控訴させない運動への参加者は、のべ1000人を超えました。うち6割は被爆者、弁護士ものべ130人になりました。配付したチラシは5種15,000枚、「焼き場の少年」の控訴するなの絵ハガキ5000枚以上を配付しました。
 ピースバードの青年が企画した厚労省前のランチタイム・アクションは4月2日から14日までの8日間つづけられ、参加者の合計数は350人、青年たちの参加は60人になりました。

厚生労働省前で、屋根にスピーカーをのせた宣伝カーの前で、マイクを使い訴える若者ら。
若者を中心に連日行動(写真は4月13日)