原爆症認定集団訴訟 審理と運動の経過 2012年
厚労省の原爆症認定制度「検討会」重ねられるも被爆者の意見は無視
「検討会」は、司法と行政の乖離を埋めて裁判を経ずして解決を図ることを趣旨として設立されたはずですが、厚労省は裁判所の判断を顧みず現行制度の維持に固執。議論は厚労省主導で進められました。一方、集団訴訟の司法判断も無視し続ける国に対し、被爆者は新たな訴訟を開始しました。原告らは、2013年に「ノーモア・ヒバクシャ訴訟」原告団を結成します。
- 1月24日 厚労省 原爆症認定制度「検討会」 司法と行政の判断の違いを議論
- 2月9日 原爆症認定の却下事例から 700メートル直爆でも「原爆の影響はない」?
- 2月24日 厚労省 原爆症認定制度「検討会」 現行制度の枠組み維持を蒸し返し
- 3月28日 厚労省 原爆症認定制度「検討会」 事務局主導の現状維持路線に批判
- 5月 原爆症認定の在り方めぐり会合・行動つづく
- 6月12日 厚労省 原爆症認定制度「検討会」 厚労省は現行制度維持に固執
- 6月23日 「原爆症認定集団訴訟」終結集会 全力でたたかった10年間
- 6月28日 厚労省 原爆症認定制度「検討会」 現行制度維持の「中間まとめ」
- 9月7日 厚労省 原爆症認定制度「検討会」 制度の根幹に関わる意見は少数
- 9月28日 厚労省 原爆症認定制度「検討会」 3つの「方向性」を検討
- 10月30日 厚労省 原爆症認定制度「検討会」 裁判経ず解決図る趣旨生かせ
- 11月20日 厚労省 原爆症認定制度「検討会」 被爆者側委員の意見書を無視
- 12月18日 年末に厚労省前で要請・宣伝行動 首都圏の被爆者の会と共同で