被爆者相談所および法人事務所
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遺品の遺贈、被爆体験の記録

国立原爆死没者追悼平和祈念館の活用を

 「国立原爆死没者追悼平和祈念館」は、「原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律」に基づき、「原子爆弾の惨禍に関する国民の理解を深め、その体験の後代の国民への継承を図り、及び原子爆弾による死没者に対する追悼の意を表す施設」として、2002(平成14)年8月広島市に、2003(平成15)年7月長崎市に、国が設立したものです。
 両市の「追悼祈念館」では、原爆死没者の名前と写真を登録・永久保存しています。被爆者が書いた手記や遺品なども受け付けています。積極的に被爆者の証言をビデオに録画し、保存しています。同意が得られているものについては、手記やビデオを館内で公開し、訪れる全国・全世界の人が読んだり見たりできるようにしています。
 「追悼祈念館」への原爆死没者登録や遺品の遺贈については、当初は死没者の遺族からの申し込みに限られていましたが、遺族のいない死没者もいるので、現在は友人・知人などからの申し込みも受け付け対象になっています。

国立原爆死没者追悼平和祈念館の連絡先

【広島】 国立広島原爆死没者追悼平和祈念館
【長崎】 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館