原爆症認定集団訴訟 長崎第2陣訴訟 長崎地裁で判決
2010年7月20日、長崎地方裁判所は原告6名のうち2名を原爆症と認定する判決を言い渡しました。判決はこれまでの一連の判決と同様、旧審査の方針に対して厳しく批判しています。しかし、(1)従来から原爆症と認定されていた熱傷瘢痕の起因性を否定、(2)4.8キロのがんについて遠距離であるとして起因性を否定、(3)被爆の事実について被爆者の証言を軽視、という点で被爆者救済へ向けての大きな潮流に逆行し、かつ被爆の実相を理解していないものです。
2010年7月20日、長崎地方裁判所は原告6名のうち2名を原爆症と認定する判決を言い渡しました。判決はこれまでの一連の判決と同様、旧審査の方針に対して厳しく批判しています。しかし、(1)従来から原爆症と認定されていた熱傷瘢痕の起因性を否定、(2)4.8キロのがんについて遠距離であるとして起因性を否定、(3)被爆の事実について被爆者の証言を軽視、という点で被爆者救済へ向けての大きな潮流に逆行し、かつ被爆の実相を理解していないものです。