厚労省 原爆症認定制度「検討会」 被団協の田中事務局長が報告
第6回「原爆症認定制度の在り方に関する検討会」が2011年9月20日に厚生労働省で開かれ、東友会から15人が傍聴しました。今回の中心テーマは、原爆症認定集団訴訟判決の司法判断。委員の一人田中煕巳日本被団協事務局長は、前回の検討会での厚労省側の説明に対する反論を事前に文書で配布。今回の検討会でも、事務局側の不充分な説明を補完し、司法判断の内容を正確に紹介しました。
委員の1人は「原爆症の認定者がわずか3%というのは理解できない。金額的に差がありすぎる。要介護認定のようなものがあればいいと思う」と発言。森亘座長は、「いよいよ『知る』段階から『考える』段階に入った。今後は、キーワードをきめて検討したい」と発言しました。