原爆症認定第2次集団申請 被爆後の不安強く
原爆症認定制度の抜本的な改革を求めて全国の被爆者が2006年3月からすすめている第2次集団申請に参加した被爆者は東京で33地区105人、全国17都道府県354人にのぼりました。
2006年11月9日の東京都庁への申請は、胆管ガン、大腸ガン、膀胱ガンと多発性骨髄腫の4人。病状や家庭の事情で匿名を希望するなど、都庁の申請に参加できる人がいないため、東友会相談員が申請を代行しました。
生後4カ月で被爆した申請者の一人は、「被爆したことを知ったときから不安を抱えてきたのに、ガンになって不安が強まりました。ぜひ認定してほしい」と話していました。