原爆症認定の集団申請者100人超える 「原爆被害の深刻さ伝えたい」
2006年3月からつづけている原爆症認定第2次集団申請の東京の参加者が、ついに三桁、101人(全国では293人)になりました。
都庁でおこなわれた2006年10月6日の第7陣の申請には4人分の申請書を、申請者本人やお世話した地区相談員が東京都福祉保健局の笹井敬子疾病対策課長と鹿内弘美被爆者援護係長に提出しました。
世田谷区の西川和夫さんは、8月18日に手術を受けた大腸がんを「原爆症と認定してほしい」と申請。東友会の理事でもある西川さんは、「今まではお世話をする方だった。こんな病気にかかり、自分自身の問題となった。あらためて原爆と放射線被害の恐ろしさを語り伝えていきたい」と話していました。