原爆症認定集団申請 東京で14人、全国で26人が申請書を提出
2006年4月6日、東京の14人など全国26人が原爆症認定の集団申請・第2陣をおこないました。3月の第1陣と合わせると、6都道府県56人になりました。
この日、都庁を訪ねたのは申請者5人と代理の地区の会役員など20人。都被爆者援護係が用意した会議室で、申請者と代理人が申請書類を鹿内弘美係長に手渡しました。
第2陣の申請者の病名は胃ガン、白血病などの悪性腫瘍が6人、甲状腺機能異常が3人、脳梗塞2人、心筋梗塞2人とC型肝炎が1人。集団申請に食道ガンで参加した中野区の渡部昭彦さんは、手術の直後から集団訴訟の勝利をめざして厚生労働省前の街頭に立ち、裁判傍聴にも参加。この日は完成させた自分の申請書類を持って、杖を片手に申請に参加しました。
東友会は、原爆症認定制度の根本的な改善をもとめる集団訴訟の勝利をめざして、集団申請を地区の会を基礎によびかけています。現在、申請をすすめているのは、都内45の地区のうち26地区。うちの14地区が申請をお世話しています。