「原爆のせいと認めてほしい」 原爆症認定集団申請に13人
原爆症認定を求めて全国的にすすんでいる第2次「集団申請」の第3陣の申請が2006年5月9日、7都府県37人によっておこなわれました。
東京では、10地区13人が申請しました。第1陣からの累計は20地区47人となりました。午後2時、都庁内の会議室に受付が設けられ、申請者本人が4人、代理者9人が、都福祉保健局疾病対策課の笹井敬子課長ら都の職員に申請書を手渡しました。今回申請したのは、長崎の爆心地から1キロ地点で被爆した慢性肝炎の人や、爆心地から4.5キロの脳腫瘍、広島翌日入市の心筋梗塞、11日後入市の肺ガンなど、ガンが6人、心臓の病気が3人、脳腫瘍2、肝炎1、甲状腺機能亢進症1などとなっています。「4月下旬に退院したばかり」「脳腫瘍で治療中」「歯茎から血が出たり、脈が止まったりする」など、申請に参加するだけでも大変だといいながら、原爆症認定を強く希望していました。申請には、東友会の各地区から20人が参加し、申請者を励ましました。