被爆者相談所および法人事務所
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原爆症認定「集団申請」よびかけに被爆者から反応続々

 2003年の提訴から3年を迎えた原爆症認定集団訴訟は、大阪地裁の判決を目前にひかえ、このあと東京、広島でも結審・判決がつづきます。
 「東友」2006年1月号で東友会がよびかけた原爆症認定集団申請は、この集団訴訟を支援し、国・厚生労働省に被爆者の実態と気持ちを事実で知らせようとはじまりました。いま地区の会が中心になって、地域のすみずみから、一人ひとりの被爆者の思いを引き出す、多彩な運動が始まっています。

机を並べ、書類やパソコンに向かう弁護士・医師ら。
集団訴訟勝利へ 原告個別意見書の作業に集中する弁護士と医師たち

呼びかけに応えて

 2006年1月15日、杉並区と北区で被爆者の会が開いた新年会で、前日に開かれた東友会常任理事会で提案された「原爆症認定集団申請」への参加がよびかけられました。北・双友会の中西英治副会長の訴えに、その場で2人が申請を決意。北区ではその後も肺ガンで入院している被爆者を役員が訪問して申請を勧めています。
 杉並・光友会では、この日の新年会で、沖健一郎会長が集団申請について説明。その後、地区相談員が担当地域を決めて訪問し、14人に申請を勧めています。

 北区や杉並区で決意した被爆者は、「私はずっと原爆が原因でこんな身体にされたと思っていた」「被爆者を代表して裁判に立った原告を支援することになれば」と話していました。
 東村山の会の壹岐弘会長は1月21日の新年会でよびかけ、「まずは直接被爆でガンの人から話す」と寒風をついて家庭訪問をはじめました。
 八王子・八六九会の中西靖之会長が訪問した被爆者の妻からは「会長さんが病院に来て、勧めてくださった。『人生の最後に、被爆者として申請したい』と主人が話しています」との電話がありました。

私も参加したい

 2006年2月4日の東友会原爆裁判推進委員会では、「甲状腺機能低下ですから、私も集団申請に参加できますよね」と稲城・稲友会の委員。「脳梗塞でなら」「心筋梗塞なら」と江戸川親江会と武蔵野友の会の委員も参加を決意。1カ月間で、東友会が用意した集団申請の説明、申請書類、医師への手紙などの「8点セット」は、17地区72人分が届けられました。
 さらに、この広がりが報告された2月14日の東友会常任理事会では、63人分が希望する地区の会の役員に手渡され、20日現在で27地区に138人分の「8点セット」が広げられています。