原爆症認定集団訴訟 東京第1次訴訟控訴審 放射線の影響で応酬
東京第1次集団訴訟の控訴審の口頭弁論が2008年7月24日午後、東京高裁101号法廷で開かれました。弁護団が肝炎と甲状腺機能障害に放射線が影響していることを、スライドを使って弁論。国側もスライドを使って、前回国側証人となった明石真言氏の証言が正しいと強弁しました。明石証言は、被爆後遠距離被爆者の間にも脱毛、下痢、紫斑が発症した事実を全面的に否定するものでした。裁判後の報告集会で弁護団は、「(国側は)被爆の実相に反するでたらめ証言」と厳しく批判しました。
次回弁論は9月30日。