被爆者相談所および法人事務所
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原爆症認定第2次集団申請ひと区切り 計33地区106人に

 日本被団協が全国によびかけた原爆症認定第2次集団申請運動は、2006年3月14日の第1陣から8月をのぞく毎月続き、2006年12月6日の第9陣をもって終了しました。
 12月6日の第9陣には東京からは1人、全国では15人が申請。第2次集団申請に東京で参加した被爆者は106人にのぼり、都内33地区に広がりました(全国17都道府県372人)。
 しかし、審査結果が届く前に、東京だけでも6人が亡くなりました。
 東京の申請者の病名は、ガン、白血病、脳梗塞、心筋梗塞、白内障で、いずれも放射線影響研究所の研究でも原爆放射線との因果関係が認められているものでした。
 集団申請運動は、東友会がモデルの申請書類や被爆状況の記録書式をつくって展開。東友会のよびかけを受けて、弁護士や東友会相談員を招いて説明会を開いた地区、地区相談員が被爆者を訪問して申請をよびかけた地区もあり、都内46地区中の7割を超える33地区が参加する大きな運動に広がりました。
 12月の役員会で長岡和幸事務局長は「東友会相談員と地区相談員が一体になってすすめた成果だ」と労をねぎらいました。