被爆者相談所および法人事務所
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原爆症認定集団訴訟結審 東京おりづるネットと東友会が行動

 「原爆症認定集団訴訟」の結審を迎え、東京おりづるネットは、2006年7月12日午前11時に公正判決を要請する署名を裁判所に提出することから行動を開始しました。提出した署名は3500人分、累計で5万人ちょうどとなりました。
 11時45分からは厚生労働省前行動。この日は、最低賃金の引き上げを要求する長時間行動、トンネル塵肺訴訟の勝訴に伴う「控訴するな」の行動と一緒になり、厚生労働省は数百人の燃えるような熱気ある座り込みで包囲されました。
 この座り込みの支援に、ハンセン訴訟団、薬害エイズ訴訟団、水俣病訴訟団、中国残留孤児訴訟団などが駆けつけ、「どうなってるの 厚生労働省!?」と、マイクをつないでの抗議行動となりました。

報告集会で勝利への確信深め

 最終弁論が終わった後は弁護士会館で、「ふたたび被爆者をつくるな 集団訴訟結審・報告集会」。被爆者、支援者、弁護団など140人が参加する大集会となりました。
 車いすで証言台に立った齊藤泰子さんは、前日には38度5分の熱があった身体を押しての参加でした。横川嘉範東友会会長が「体調の悪いなか、おいでくださった方もあり、本当にありがとう。みなさんの陳述を感動して聞いた」とあいさつ。参加した原告7人が「命ある限りたたかう」とそれぞれ決意を述べました。
 19回の口頭弁論、26人の原告の陳述を担当した弁護団から、苦労話なども交えながら、被爆者の訴えを聞き、「弁護団の一人になったことが誇りだ」などという感想が語られました。
 茨城、千葉、神奈川など近県の被爆者の会と支援する会代表のあいさつ。歌手の横井久美子さんから「にんげんをかえせ」のCDを普及した収益からの4回目の寄付金が日本被団協に贈られました。
 参加者からの発言で、高校生時代に「子どもの平和像」運動で活躍し、東友会とも深いつながりのあった女性が、「ロースクール」の生徒となって弁護士をめざしてがんばっている発言もあり、運動の広がりを体感する場面もありました。
 集会は、8月上旬に予定されている広島地裁での判決をチャンスに、集団訴訟の一挙解決をめざしていこうという、高見澤東京弁護団長の力強い決意表明で午後6時閉会しました。

並べられた机に着席し報告を聞く参加者たち。
結審後に開かれた報告集会
机に着席する原告と弁護団。うち一人が立ってマイクを使い話している。
報告する原告と弁護団