原爆症認定集団訴訟 原告は全国9裁判所で111人に
東京では5人が追加提訴予定 当時の救援隊長から状況聞き取りも
原爆症認定を求める集団訴訟は、2003年12月22日に仙台地裁に2人が提訴することで、9裁判所で原告は111人となりました。2004年年3月には静岡で2人、鹿児島でも近く提訴が予定されています。
東京では、2004年1月28日に第4回口頭弁論がおこなわれます。この日に新たに5人が提訴する予定です。原告は26人になります。
裁判勝利に向けて弁護団は、救援のために入市した軍人に、その後残留放射線で急性症状を起こし亡くなった人が多いことに着目し、12月8日と14日に、当時の陸軍船舶第10教育隊長・齊藤義雄氏から話を聞くなど、その実態調査に全力を尽くしています。