原爆症認定集団訴訟 全国で原告100人超える
支援の取り組みも各地で
2003年4月17日に始まった原爆症認定集団訴訟の原告が、9月末、100人を突破しました。提訴したのは11都道府県の102人。東京地裁への21人をはじめ、札幌地裁4人、千葉地裁2人、名古屋地裁1人、大阪地裁5人、広島地裁37人、長崎地裁23人、熊本地裁9人となっています。
日本被団協は、9月30日に「国が『放射線によるものでない』ことを立証できない限り、疑わしきは認定すべきであることを、改めて要求する。今の『原因確率』に固執する限り、集団訴訟による提訴者はますます拡大するであろう。厚生労働省が直ちに認定行政の抜本的な改革に着手することを要求する」という声明を発表しました。