「聞きとり・語りつたえ」運動 日本被団協の提唱に東友会も
原爆症認定集団訴訟を成功させるには、「被爆者みんなが原告」になりさまざまな被爆の証言を法廷と世論に反映させることが不可欠だと、日本被団協は2003年の定期総会で「いまなおつづく原爆被害 聞きとり語りつたえ運動」を起こすことをよびかけました。この運動の重点は、被爆者の被爆体験とその後の人生、からだ・こころ・くらしに刻み込まれた原爆被害を改めて語り、支援者がそれを聞きとり、広く伝えることにあります。
青年や婦人たちのなかには、「被爆者運動に協力したいが何をしたらいいのか分からない」という人がたくさんいます。被爆者から直接話を聞ける最後の世代でもあるこの人たちに、この運動への参加を呼びかけましょう。実施要項、聞きとり用紙などは東友会にあります。