東京で原爆症認定集団訴訟原告予定者説明会
裁判参加を生活のハリにして
2003年4月8日、弁護士会館で「原爆症認定集団訴訟(東京)原告予定者説明会」が開かれ、原告予定者12人、弁護士10人など46人が参加するなかで東京では17人の原告団で5月末に裁判を起こすことが確認されました。
高見澤昭治東京弁護団長は「裁判に参加することが生活のハリになるよう意気揚々とたたかおう」とあいさつ。竹内英一郎弁護士が、集団訴訟の目的と原告の役割について説明。
「勝てるとはまったく思わないが、あの被害が引き起こされた源をつきとめたいと思い提訴を決意した」竹内勇さん(中野)など、原告予定者12人が、それぞれの思いを語りました。
被爆者の会代表からも「地区の会あげて応援している」など積極的な姿勢の発言がつづき、宮原哲郎弁護士が、「傍聴への参加を。原告も原告でない被爆者も被害の実相を広げ、各種の要請に積極的に参加を。財政的な支援も強めてほしい」と発言。力強い拍手の中で説明会が終了しました。