原爆症認定集団訴訟で第1次提訴 法律家検討会で確認
第5回原爆症認定集団訴訟法律家検討会が2003年3月16日に名古屋市で開かれ、4月17日に北海道、愛知、長崎で7人、5月末から6月にかけて東京、広島、長崎、千葉、近畿などで40人程度が原爆症認定集団訴訟を起こすことが確認されました。
検討会には11都道府県の弁護士をはじめ、医師、各県被団協の代表など40人が参加。東京からは、弁護団の池田眞規、内藤雅義、宮原哲朗、小海範亮弁護士、東友会から山本英典事務局長と村田未知子相談員が参加しました。
検討会は、池田弁護団長から「核兵器の使用を免罪する国の政策を集団提訴で変えよう」とあいさつ。集団提訴のモデル訴状について、熱心な討論がつづき、東京をはじめ6カ所で集団提訴をおこなうことが確認されました。