被爆者相談所および法人事務所
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「人生変えた原爆」を身体で告発 原爆症認定求め集団申請

 2002年7月9日、東京の被爆者4人、全国8都道県76人が原爆症認定・集団申請」をおこないました。国の被爆者行政の根本的転換を求める運動は、申請が却下された場合「原爆症認定集団訴訟」をおこすことにしています。

「学習と申請のつどい」に被爆者、支援者120人

 東京では、9日午後、都庁内で東友会と「原爆裁判の勝利をめざす東京の会」、自治労連都庁職が共催して、「原爆症認定・学習と集団申請のつどい」が開かれ、120人が参加しました。
 集団申請をする4人と、裁判に参加する決意を固めている申請中の6人が参加者と対座式で並ぶ前で、田川時彦東友会会長は「被爆者みんなが申請するつもりになった、たたかいにしよう」とあいさつ。村田未知子相談員が10人の申請者を紹介したあと、制度とその問題点を説明。「20年被爆者の相談を受けてきて、被爆者手帳を持つ人が、被爆によって人生を変えられ、放射線の影響が強いガンにかかったら認定されて当然と思う」と発言。山本英典事務局長が、集団申請にいたった経過、目的、今後の運動について提起しました。
 C型肝炎で長年苦しみ、2001年肝細胞ガンの手術を受けた吉田忠さん(長崎2.5キロ直接被爆)は、集団申請に参加するにあたって、「あの地獄から57年間、放射線への不安のなかで生きてきて、ついにガンにかかった。この被爆者の苦しみをわかってほしい。あの地獄を繰り返させないためにも、裁判に参加する」と語り、大きな拍手に包まれました。
 久保玉子さん(肺ガン・広島1.7キロ直接被爆)、黒住秀夫さん(舌ガン・広島1.2キロ直接被爆)、と齊藤泰子さん(大腸ガン・広島入市被爆/代理・実母の友谷幾さん)もそれぞれの思いを語りました。
 自治労連庁職、東京原水協、東京民医連の代表のあいさつ、のあと、東京原水協の柴田桂馬代表理事は閉会のことばで「集団申請運動は、被爆者施策を転換させ、核兵器を持つ者の手をしばる運動だ」と語り感動を呼びました。

東京都に集団申請、記者会見に19社

 申請者と東友会役員はその後、東京都健康局の吉田文代被爆者援護係長に申請書を提出し、記者会見にのぞみました。新聞12社、テレビ7局が参加した記者会見の後、テレビや新聞で大きく報道された集団申請のニュースを見た被爆者から「私も申請したい」「裁判に参加したい」という相談が増えています。日本被団協と東友会は第2次集団申請日を9月6日に決め、多くの参加をよびかけています。