おりづるネットが「原爆症認定集団訴訟勝利をめざす労組・団体懇談会」
東京おりづるネットは2007年10月5日、初めての「原爆症認定集団訴訟勝利をめざす労組・団体懇談会」を開催しました。高橋昌平事務局長が、「被爆者が集団訴訟を通じて政治・国を動かし、原爆症認定制度を大きく変えようとしています。こうした動きと情勢を学び、被団協が提起している100万人署名運動を成功させましょう」と懇談会開催の趣旨を説明しました。つづいて山本英典原告団団長が被爆者の要求と運動の経過について報告。中川重徳弁護団事務局長が原爆症認定集団訴訟裁判の現段階と全面解決へむけた動きを説明しました。
その後、参加者がそれぞれのとりくみについて発言し交流。秋にむけた運動の目標として、10月23日の第3次提訴と控訴審第1回口頭弁論への参加、「100万署名」を東京で年内10万人をめざし、そのため12月まで毎月第1日曜日に街頭署名行動をおこなうことなどを決めました。
懇談会には、東京地評、新婦人都本部など、都内の12団体から17人が参加。翌々日の7日には、渋谷ハチ公前で署名宣伝行動をおこないました。