原爆症認定集団訴訟 東京地裁判決の勝利をめざすつどい
亡くなった原告の遺影を前に
原爆症認定集団訴訟の勝利をめざして2007年2月21日、東友会のある会館ホールで「東京地裁判決の勝利をめざすつどい」が開かれ、150人が参加しました。第1次訴訟の原告30人中12人が参加。3月22日の判決を迎える決意をのべ拍手を受けました。第2次訴訟の原告13人も参加。紹介を受けました。
裁判の現状について報告した宮原哲朗全国弁護団事務局長につづき、安原幸彦弁護士が「被爆者運動に30年つきあってきたが、今のような政治情勢は経験したことがない」と前置きして、原爆症認定制度の抜本改定を求める各党の動きと意気込みを報告しました。
高見澤昭治東京弁護団長は、「やるべきことはやった。静かに判決を待つ心境だ。しかし、亡くなった11人の原告に判決を聞いてもらえないのが残念」と語りました。
判決前の原告団会議も開催
「つどい」終了後、原告団会議を開き、判決を迎える心構えなどを原告として意思統一。人事として、団長に山本英典、第1次原告団副団長に梅園義胤、大森克剛、第2次原告団の副団長に池田智、渡部昭彦の各氏を選んで閉会しました。