原爆症認定集団訴訟の原告、福地義直さんが死去
集団訴訟の原告・福地義直さんが、肝臓ガンの進行による食道静脈瘤破裂のため2005年12月11日に逝去しました。享年74歳でした。
福地さんは、14歳のとき広島市国泰寺町0.8キロで直接被爆。2001年3月、同じC型肝炎で苦しむ故・東数男さんの裁判を支援するため認定申請。2003年5月に集団訴訟に参加。2004年8月に肝臓ガンが発見された後も、裁判傍聴や厚生労働省への要請などに積極的に参加。自宅に私設の原爆展会場をつくり、被害の実相を伝えていました。
これで、東京地裁の原告30人のうち8人が逝去されました。