被爆者相談所および法人事務所
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原爆症認定集団訴訟 原告団会議 亡くなった原告たちの意志ついで

 原爆症認定集団訴訟・東京原告団会議が2005年10月6日に文京区内で開かれ、原告13人(うち死去した原告の裁判を引き継いだ遺族3人)など20人が参加しました。
 会議は、加藤力男原告団長をはじめ亡くなった7人の原告への黙祷からはじまり、東友会の横川嘉範会長と東京おりづるネットの高橋昌平事務局長があいさつした後、参加者全員が自己紹介をしました。
 「手術後で具合は良くないが、命のつづく限り原告としてがんばりたい」「母が最期まで気にしていた。裁判の内容を知りたいと思ってきた」「姉は死ぬ直前まで、同じ病気の私を気遣ってくれた。姉の思いを実らせたい」など、原告と遺族から切々たる思いがのべられ、欠席した原告のメッセージや病状も紹介されました。
 つづいて、弁護団の中川重徳事務局長は、映像を使いながら原爆症認定集団訴訟の重要性と現状を報告。高見澤昭治・弁護団団長が、原爆症認定行政を変えさせるために来春に予定される結審で一括解決をめざしたいと提起。新しい原告団長に山本英典さん(東友会副会長)を選出しました。

長方形に並べられた机に着席し話し合う参加者。
原告本人、遺族、弁護士、おりづるネットなど20人が集まって今後の裁判について話し合った原告団会議