被爆者相談所および法人事務所
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原爆症認定申請 東京は計37人に 第1次集団申請に早くも認否の決定

 2002年9月6日、「第2次原爆症認定集団申請」が全国15都道県でおこなわれ、63人が申請書を提出しました。東京では、東友会・田川時彦会長とともに申請者の山本英典事務局長と毎熊弘行さん(75歳)など4人が東京都健康局を訪れて申請書を提出しました。

原爆症認定申請した4人の申請病名・被爆状況
名前 申請病名 性別 被爆時年齢 被爆状況等
(匿名) 肝細胞ガン 女性 14歳 広島2キロ直接被爆、投下直後から中心地で捜索。
(匿名) 食道ガン・下咽頭ガン 男性 25歳 広島4キロ直接被爆、10月まで救援作業従事。12年前に結腸ガンを手術。
毎熊弘行さん 原発性肺ガン 男性 18歳 長崎1.6キロ直接被爆。
山本英典事務局長 胃ガン 男性 12歳 長崎4.2キロ直接被爆。

 この人びとを含めて、東友会は9月20日までに、37人の原爆症認定申請を出しています。その中で認定されたのは7月の集団申請に参加した黒住秀夫さん(舌ガンで申請、男性、広島1.2キロ直接被爆)ただ一人。8月の却下3件に続き、9月には3日と13日で計9件が却下され、現在12人が異議申し立ての準備を始めています。