原爆症認定集団訴訟 東京第2次訴訟 国は些細な点で被害を否定
東京地裁での原爆症認定集団訴訟第2次訴訟の原告本人尋問が2009年1月27日からはじまりました。対象は、2006年10月と12月に提訴した28人のうち認定されていない13人のなかで法廷に立てる健康状態の11人。27日は小西悟さん、小佐々辰男さん、青木由美子さんが証言しました。
3人の原告は、認定される範囲にあっても病名の記載や記憶がないなどの理由で認定されていない人と、入市日がわずか1日遅れただけという人。尋問を聞いた傍聴者からは、「新しい審査の方針で改善されたと言うが、これが現実なのか」という怒りの声があがっていました。