ノーモア・ヒバクシャ東京訴訟 2次訴訟判決と1次訴訟控訴審の予定
ノーモア・ヒバクシャ東京訴訟での新しい動きがありました。第2次訴訟(原告6人)の判決は2016年6月29日午後3時から東京地裁103号法廷で言い渡される予定です。この日、東友会と東京原告団、弁護団は、午後2時に弁護士会館1階に集合して、東京地裁に入廷行進、裁判傍聴の後、衆議院第2議員会館の会議室で、記者会見と報告集会を開くことにしています。傍聴席は96あるので、東友会は、これまで支援している東京の団体とともに、千葉、埼玉、神奈川の近隣の被団協にも参加協力を呼びかけています。
2015年10月29日に判決があった第1次訴訟は、原告17人全員が勝訴しましたが、厚生労働省がそのうちの6人について控訴し、東京高裁での裁判がはじまっています。この間の弁護団、裁判所と厚生労働省側の進行協議で、7月12日午後2時30分から第1回の弁論が開かれることになりました。会場は、東京高裁101号法廷。ここも96の傍聴席があります。
東友会と東京原告団、弁護団は、この日に原告や代理人(弁護士)の口頭弁論を予定しています。厚労省側は、これまでつづいた敗訴を打開したいと、高裁での裁判で新しい証人を立てて尋問をおこない、形勢を逆転することをねらっています。
この控訴審でも厚労省側のねらいを許さないために、法廷を満席にしていきたいと、東友会は、傍聴への参加をよびかけています。