「受忍」政策打ち破ろう ノーモア・ヒバクシャ訴訟の勝利めざす集会
結審の報告と勝利に向けての決意固め合う
「ノーモア・ヒバクシャ訴訟の勝利をめざす東京集会」が2015年3月26日、新橋駅近くの会場で開かれました。参加者は、ノーモア・ヒバクシャ東京第1次訴訟の結審に出廷した原告と弁護団、被爆者、支援者ら90人。集会で訴訟弁護団の中川重徳事務局長は、3年間の裁判で被爆の実態と原告主張の正しさが裏付けられ、判決は全員勝利しかないと力強く報告しました。原告・笹尾光生さんの弁論を担当した芝田佳宣弁護士の報告。笹尾さん本人は、何度証言しても事実を認めようとしない国の非道さに強い怒りをぶつけました。
NHK広島が作成した原爆被害「受忍(がまん)論」のビデオも上映され、「受忍」政策を打ち破ろうと心を一つにしました。
山本英典原告団長・日本被団協事務局次長の報告、宮原哲朗原爆症認定訴訟弁護団事務局長などが報告。大岩孝平東友会代表理事の挨拶で閉会しました。