被爆者相談所および法人事務所
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「相談電話のこえ」 2026年

2026年「東友」1月号から

肝臓がんと胆管がんが発見された母。できれば原爆症の認定を受けさせたい。

 91歳、女性、広島被爆。原爆症認定の対象になるかどうか、家族からの相談。

 母は、広島で被爆しました。被爆者手帳は持っています。今日までいろいろい苦労してきたのだと思います。その母はいま、肝臓がんと胆管がんが発見され、放射線治療を3回受けて、通院しています。できれば原爆症の認定を受けさせたいと思い、電話しました。
 母は8月10日に広島に入市しています。原爆症認定の国の審査は厳しいと聞いています。母の年齢が年齢ですし、苦労して医師の診断書などをそろえて申請しても、通るかどうか不安です。
 こんな状況ですが、原爆症認定の対象になるのかどうか、アドバイスをいただければと思っています。

解説

 現在、厚生労働省が使用している認定基準「新しい審査の方針」では、肝臓がん、胆管がんとも原爆投下後100時間以内に入市していることが条件です。広島の場合は8月10日午後0時15分までになります。この方は10日夕方に入市したとのことですので、残念ながら「放射線起因性」が認められないのが実情です。