被爆者相談所および法人事務所
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原爆被害者の墓の前で故人を偲ぶつどい 15人が墓前に献花

 2023年10月28日、八王子市の東京霊園で、「原爆被害者の墓の前で故人を偲ぶつどい」が開かれ、15人が参加しました。
 2005年に故・山本英典東友会副会長が個人として「墓」を建立したいきさつ、合祀・刻銘した被爆者と家族58人について、原爆被害者の墓保存会代表でもある東友会の村田未知子主任相談員が紹介した後、東友会の家島昌志代表理事が「一般社団法人東友会が対応できない『墓』の事業は大切。感謝している」と挨拶。参加者全員が自己紹介をし、生花を墓前に供えました。
 2022年の「つどい」後、1人の納骨がありました。これは、身寄りのない被爆者が「何かあったら東友会に連絡してほしい」と区役所の職員に言い残していたことから、東友会相談員が遺骨を受け取り、「原爆被害者の墓」に納骨した事例でした。

「原爆被害者の墓」の周囲に参列者たちが集まっている。一人が墓の前に立って手を合わせ、頭を下げている。後ろに並んだ花束を持つ人も、頭を下げている。
墓前に祈りを捧げる参加者