東友会「2018年度地区相談員交流会」ひらく
被爆者の現状に即した3つのテーマを学ぶ

 東友会は2018年11月13日、「2018年度地区相談員交流会」を開き、都内20地区から36人が参加しました。
 今回のテーマは3つ。そのうち第1テーマ「成年後見人制度」については、東友会監事の内藤雅義弁護士が講演。制度の趣旨や種類、活用法、メリット・デメリット等の専門的な内容を、スライドを使ってていねいに解説しました。
 多くの質問が出され、参加者の関心の高さが感じられました。
 第2テーマの「介護保険制度」は、的早克真相談員が担当しました。介護保険制度の改定によって起こっている国民的レベルでの矛盾や困難な現状について報告。被爆者の制度をどのように活用して対応していけばよいか、行政や社会福祉協議会などの公的機関との連携をまじえて説明しました。
 午後からの第3テーマ「東友会原爆被爆者相談所の相談と特徴」は、村田未知子主任相談員が担当。相談員として長年活動してきた中でのエピソードや思いと、近年20年間に東友会相談所に寄せられた相談内容の特徴を、5年きざみでまとめて解説しました。
 その後、参加した全地区が相談活動の現状を交流しました。
 地域の被爆者が抱えている問題や、工夫を凝らした支援活動の報告。活動してきた被爆者自身の高齢化によって相談活動自体が困難になっている地区も増えている現実など、今後の課題も出し合われました。
 参加者からは、「自分自身に合った話なので胸にきざみながら聞きました」、「今の時期に合った内容でよかった」などの感想が寄せられました。

起立して黙祷する参加者たち
最初にみなで黙祷