ヒバクシャ国際署名830万人分 国連に目録で提出
被爆者が生きているうちに「核なき世界」を

 国連の会期に合わせ、2018年10月8日から14日まで日本被団協の代表として木戸季市事務局長と濱住治郎事務局次長(東友会執行理事)が、米・ニューヨークを訪問しました。
 10月10日(現地時間)には国連本部を訪ね、約830万人分の「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」(通称・ヒバクシャ国際署名)の目録を手渡しました。面談したのは、国連総会第1委員会議長のルーマニアのジンガ国連大使。この委員会は毎年10月に開催され、軍縮・国際安全保障関係の全てを担当しています。
 署名の目録を受け取ったジンガ議長は、「被爆者の方たちの努力に感謝と敬意を表したい」と述べました。木戸事務局長は、「誰にも私たちと同じ思いをさせてはいけないと考え、核廃絶を訴え続けている。私たちが生きている間に実現を」と要請しました。
 「ヒバクシャ国際署名」は、2017年10月に、今回の報告したうちの約515万人分の目録を第1委員会に提出しています。2017年7月に国連で採択された核兵器禁止条約は、19の国と地域が批准していますが、条約の発効にはさらに31の国の批准が必要です。

会議の議長席で、立って向き合うジンガ国連大使と被爆者代表、周りに通訳者ほか。10人を超える記者やテレビカメラがそれを囲んでいる。
ニューヨークの国連本部で署名の目録を手渡した日本被団協代表

東京でもすすむ署名運動

 東友会など都内の16団体が参加する「ヒバクシャ国際署名をすすめる東京連絡会」は2018年9月末までに56万8135人分の「ヒバクシャ国際署名」を全国連絡会に届けています。
 署名は、集会や原爆展、街頭でのよびかけ、生協の共同購入など、参加団体の特徴を生かした工夫で集められています。「東京連絡会」は10月30日午後2時から、これらの東京での運動を交流するために、「都民のつどい2018」を東京都生協連の会議室で開催します。

たすきを掛けた被爆者の呼びかけにこたえ、署名する人
10月の6・9行動から