東友会・原水協 年末見舞い行動交流会ひらく
全体的な高齢化による制約に負けず必要な支援をできるよう工夫しよう

 毎年12月に東京原水協から贈られるお見舞金を地区ごとに届ける「年末見舞い訪問活動」の成果共有と反省を兼ねた交流会が2018年2月11日、大塚のラパスホールで開かれ、東友会から27人、東京原水協から7人が参加しました。
 東京原水協の石村和弘代表理事と東友会の村田未知子執行理事の司会で始まり、黙祷の後、東京原水協の柴田桂馬代表理事が、半世紀以上続く年末見舞金を集める運動にふれて、開会の挨拶をおこないました。
 地区原水協の募金活動を含む全体的な報告を東京原水協の市川順子事務局次長がおこない、続いて参加者から報告がありました。
 2018年は「東友」1月号に掲載された見舞い訪問の記事をきっかけに据え、各参加者から実際に訪問したときの様子や良かった点、反省点などが報告されました。

訪問先に連絡がつかない事例が増えている

 訪問できたところでは温かく迎えてもらえたとの報告が多かった半面、連絡が取れず、詳しく調べてみると本人が死亡していた事例、年明けにようやく連絡がついて訪問できた事例などが、いくつかの地区から報告されました。
 地区によって取り組み方が多様で、普段から相談活動に力を入れ、年末見舞い訪問で会員との絆をさらに引き出している地区もありました。

年末だけでなく訪問の必要性はあるが……

 今後の年末見舞い訪問の進め方に関する意見交換では、訪問する側の被爆者の高齢化、被爆者地区の会の維持と活動できる範囲などに大きな関心が集まりました。
 実際に訪問して気になった点として、独り暮らしの高齢被爆者は、年末だけでなく日ごろのケアも必要ではないか、といった提起もありました。

若い世代に引き継げる原水協の支えに期待

 様ざまな議論をふまえ、最後に東友会の家島昌志執行理事が、「今後の年末見舞い訪問は実情にあった工夫が必要だが、被爆者地区の会は日ごろからの相談活動をぜひ強めて欲しい」「被爆者組織は高齢化する一方だが、原水協は若者へと繋げられる。これからもぜひ一緒に行動をお願いしたい」と述べ、東友会と原水協の協力関係を培っていくことに期待して、まとめと閉会の挨拶で締めくくりました。

広いホール、着席した参加者たちが、立ち上がって報告する人の話をメモをとりながら聞いている
各地区からの様ざまな報告と意見交換ができた交流会

1月号以降に寄せられたお見舞い訪問の報告

世田谷同友会

 世田谷の年末見舞い行動は、12月29日に世田谷同友会の杉野信子さん、世田谷原水協の橋本博さん桜井稔さんの3人が、3人の被爆者を訪問しました。
 東友会発行の被爆者の制度説明、お見舞金、ちひろカレンダーを差し上げました。3人の被爆者は、いずれも90歳を超えていましたが、訪問をとても喜んでいました

訪問先の玄関前で笑顔の訪問者と訪問先の方
玄関先ではずむ会話(世田谷)