核兵器禁止条約の成果をもっともっと前へ
ヒバクシャ国際署名の意義と普及を交流

 2017年10月26日、東友会は、「核兵器禁止条約とヒバクシャ国際署名」をテーマに、林田光弘さんを講師に迎えて学習会を開きました。林田さんはヒバクシャ国際署名キャンペーンリーダーで被爆三世。東友会と「ヒバクシャ国際署名をすすめる東京連絡会」に参加する団体などから37人が参加しました。
 林田さんは、2017年7月に国連で採択された核兵器禁止条約と核兵器廃絶をめぐる世界情勢、運動を広げるためのポイント、「そのためのツールとしてヒバクシャ国際署名を広げるべき」「平和に関する意識調査で、年齢が下がるほど戦争体験を知る機会が少ない」という報告があることを紹介し、被爆体験継承の重要性を明快な口調でわかりやすく講演。さらに、2017年のノーベル平和賞を受賞した核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)の運動は、原爆被爆者との出会いが基礎にあること、原爆死の実態と生存被爆者の苦悩を、若い人たちに伝える必要があると強調しました。
 その後、東友会主任相談員の村田未知子さんが、東友会の5000人分の相談カルテを示し、相談事例から核兵器によって人生を変えられた被爆者の切実な事例を「72年目の被爆者」と題してスライドを使って紹介しました。
 参加者からは、国連の常任理事国が中心のNPT体制の課題、ICANがノーベル平和賞を受賞する理由などの質問が出されました。
 20歳代半ばの若い元気な林田さんの講演に、参加者から「励まされた」「勇気がわいた」という声が多数寄せられました。

机が並べられた広い部屋、着席し講演を聞く参加者たち
青年から署名の意義を学ぶ