東友会役員の紹介「八十路を越えても」

 「八十路を越えても」のタイトルで、東友会を支える80歳以上で元気に活躍する東友会のみなさんを順次、紹介していきます。

第9回 協議会理事(八王子) 石井淳介さん

石井淳介さん

 昨年(2016年)、卒寿(満90歳)を迎えたとは思えない若々しさで、いまも八六九会と東友会とでご活躍中です。
 1926年(大正15年)元旦、東京・麻布で生まれ。1945(昭和20)年3月の東京大空襲を体験しました。
 その4月に広島の皆実町の暁部隊に応召し、8月6日、爆心地から2キロメートルの暁部隊の営庭で整列中に被爆。満19歳でした。
 突然の閃光と爆風で身体は吹き飛ばされましたが、幸いなことに外出用の軍装に身を固めていたため、露出していた左顔面と左手甲とに熱傷を負っただけですんだとのこと。その後、現在まで大した病気もせずに過ごしてこられました。
 1992(平成4)年から2000(平成12)年まで八六九会の会長として尽力されました。
 石井さんがいまもことあるごとに強調されるのは、「被爆者の平均年齢が80歳を超えた現在、生命の大切さ、平和の尊さ、核兵器を使用する戦争の悲惨さを、戦争を知らない世代に伝えなければならない」の言葉です。もっと長生きして見届けて欲しいと思います。(広中弘道)