日本生協連で被爆者の人生を証言 被爆者の生き方から学ぶ機会に

 2017年2月28日、日本生活共同組合連合会が主催した「ピースアクション2017キックオフ集会」が渋谷のコーププラザで開かれ、全国の生協から130人が参加しました。
 この集会に、「東友会の被爆者相談事例から被爆者の人生を紹介してほしい」という依頼があり、村田未知子主任相談員と的早克眞相談員が証言しました。
 二人の相談員は被爆者の描いた当時の絵などをスライドで投影しながら、東友会の35年間の相談事例の中から、燃える家の中に母親を残して避難した被爆者の思い、夕焼けや紅葉を見ると「あの日」を思い出して錯乱し、ついには精神疾患を発症した被爆者の姿、放射線の影響におびえて健康診断を拒否し50歳代で肺がんで亡くなった被爆者、40歳代で孤独な死を迎えた被爆者、被爆者の夫の治療費のために売春した妻の事例などを紹介し、参加者に感動を与えました。
 集会では、全国の生協で取り組まれている平和活動が生き生きと報告され、参加者の交流もおこなわれました。
 東友会相談員以外のゲストは、国際交流NGOピースボートの川崎哲共同代表が核兵器廃絶をめぐる国際情勢を、ヒバクシャ国際署名のキャンペーンリーダーとして全国を訪ねて運動を広げている林田光弘さんが各地の署名運動の広がりを若者らしい語り口で報告。中国新聞社がすすめている子どもたちが取材してつくる平和の新聞の活動についても二井理江記者が報告しました。

広い部屋、10人掛けくらいのテーブルいくつも置かれ、参加者が報告を聞いている
全国の生協から参加が