被爆者相談所および法人事務所
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【連載】こんにちは地区の会です

 各区市の被爆者地区の会の自己紹介です。それぞれ特徴ある会が登場します。

世田谷同友会

 1958(昭和33)年7月に発足した世田谷同友会は、2012年満54年を迎えます。ここ数年は、次のような活動に取り組んできました。
 (1)年4回の役員会と5月の総会、(2)冬の新年会、(3)研修・親睦のバス旅行、(4)夏の「原爆と人間展」開催、(5)秋の「雑居まつり」への参加、(6)年4回の「同友会だより」発行、(7)年2回の「被爆者集団検診」の広報と支援、(8)世田谷原水協と協力して「年末見舞金」配布、(9)被爆者の声を記録する会の「世田谷・被爆者の証言集」(第四集編纂中)の収録と作成への協力、(10)地域の支援団体の平和活動への参加――などです。
 会員数(手帳所持者)は、1976(昭和51)年の994人をピークに、しだいに減少に転じ、2011年3月には621人になりました。平均77歳を超えた会員の高齢化もさることながら、役員も家族や配偶者の介護に忙殺されるケースが増え、最大で18人いた役員も半減。今期は9人での体制を余儀なくされています。そのため、地域の隅々まで目がゆき届かないというジレンマに陥っているのが現状です。
(松田守隆)

30人ほどの集合写真。手前には新年会の食事のテーブル。
恒例の新年会(2012年1月)