2016年発表の抗議・声明など

貴国の核兵器実験に抗議し、核兵器の廃棄を求めます
核戦争の生き証人・被爆者の声を聞いてください

2016年9月13日

朝鮮民主主義人民共和国
第一書記 金 正恩 殿

東京都原爆被害者団体協議会
2016年度第2回理事会

 9月9日貴国は、「核弾頭の威力を判定する核爆発実験を断行した」と発表しました。
 5回の核実験をしたことを発表していますが、このような暴挙を続けることに対して、私たち東京在住の原爆被爆者は深い憤りをこめて抗議します。
 私たちは、これまで一貫して、日本政府に対して、「唯一の戦争被爆国」として、核兵器の全面禁止廃絶を国際社会に提唱することをつよく求めるとともに、核兵器を保有するすべて国に対して核兵器廃絶を要求し続けてきました。

 私たちの会員には、貴国に肉親が住んでいる者もおります。核戦争は、地球の滅亡につながります。貴国に住む被爆者の声が、広島・長崎の被害の実相が、あなたに届いていないのでしょうか。

 私たちは、広島・長崎への原爆投下によって殺された数十万人の人びとの思いを込めて、あなたに要求します。

  1. ただちに核兵器の開発を中断し、保有している核兵器を廃棄してください。
  2. 平和を願う世界の人々に門戸を開き、核兵器や戦争被害の実相を国民に知らせてください。
  3. 国内に住む原爆被爆者の被害の実態を掌握し、被爆者の声と願いをくみとり、医療と援護施策を充実させてください。

貴国の水爆実験に抗議し、核兵器の廃棄を求めます
核戦争の生き証人・被爆者の声を聞いてください

2016年1月6日

朝鮮民主主義人民共和国
第一書記 金 正恩 殿

一般社団法人 東友会
東京都原爆被害者団体協議会
代表理事 大岩 孝平

 貴国は、先ほど水爆の実験をおこない成功したと発表しました。これまでとあわせて貴国は4回の核実験をしたことを発表していますが、このような暴挙を続けることに対して、私たち原爆被爆者は深い憤りをこめて抗議します。
 私たちの代表が初詣で賑わう浅草・浅草寺を訪れた人々に、核兵器廃絶と平和を願ってのよびかけを終えたとき、この報道に接しました。そのとき私たちには、広島・長崎の原子野のあの光景が、凄惨さが、臭いが、原爆でつくり出された地獄がよみがえりました。
 私たちのように、広島・長崎で、ともにあの「地獄」を体験させられた被爆者が多く住む貴国が、なぜ核兵器を保有するのかと、言い知れぬ悲しみを覚えました。
 原爆・核兵器が人間にどのような被害をもたらすのか、被爆者は身をもって経験しています。その被害の実相が貴国の政府には届いていないのでしょうか。
 「国の自主権と生存権を守るため」とか「朝鮮半島の平和と安全を保証する自衛的措置」とか主張していると聞いていますが、武器の威力を誇示しあう競い合いでは、決して平和を守るとはできません。

 私たち東京都内に住む原爆被爆者は、広島・長崎への原爆投下という人類最初の核戦争によって狂わされた70年間の歳月と、無惨に殺されていった数十万人の原爆死没者たちの命の重みをこめて、貴国の暴挙に抗議し、要求します。

  1. ただちに核兵器の開発を中断し、保有している核兵器を廃棄してください。
  2. 平和を願う世界の人々に門戸を開き、核兵器や戦争被害の実相を国民に知らせてください。
  3. 国内に住む「核戦争の生き証人」被爆者の被害の実態をしっかりと掌握し、被爆者の声と願いをくみとり、医療と援護施策を充実させてください。 

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