被爆者相談所および法人事務所
〒113-0034 文京区湯島2-4-4平和と労働センター6階
電話 03-5842-5655 ファックス 03-5842-5653
相談電話受付時間
平日 午前10時~午後5時、土曜 午前10時~午後3時

被爆者・被爆二世の健康診断
受診前に必ず医療機関に確認を

 2021年度の被爆者と被爆二世の秋(後期)の定期健康診断が、11月から12月まで実施されます。東京都における検査項目は以下のとおりです。

被爆者・被爆二世の健康診断の検査項目

  • 被爆者は、以下すべての項目を受診できます。
  • 被爆二世が「一般健診」で受診可能な項目は、被爆者と共通です。
  • 被爆二世が「がん検診」で受診可能な項目は、被爆者と共通です。
一般検査
  1. 基本検査(問診、血液検査、CRP検査、尿定性検査、血圧測定)
  2. 胸部X線撮影検査:被爆二世は東京都独自の追加項目
  3. 心電図検査:被爆二世は東京都独自の追加項目
医師が必要と認めたとき追加で受けられる検査
  1. 肝機能検査
  2. ヘモグロビンA1c
  3. 血清総コレステロール定量検査:被爆二世は東京都独自の追加項目
がん検査:被爆二世は東京都独自の追加項目
  1. 胃がん検診:被爆二世は東京都独自の追加項目
    (問診および胃部直接、または間接X線検査。被爆者はX線検査に替えて胃カメラ検査を選択可。被爆二世は胃カメラ検査は選択不可。)
  2. 肺がん検診:被爆二世は東京都独自の追加項目
    (問診および胸部直接X線検査。医師が認めたときは、喀痰細胞診)
  3. 多発性骨髄腫検診
    (問診および血清蛋白分画検査)
  4. 大腸がん検診:被爆二世は東京都独自の追加項目
    (問診および便潜血検査)
  5. 乳がん検診:被爆二世は東京都独自の追加項目
    (女性のみ。問診、視診および触診、乳房X線検査=マンモグラフィ)
  6. 子宮がん検診:被爆二世は東京都独自の追加項目
    (女性のみ。問診、視診、内診および頸部細胞診検査。医師が認めたときは、体部細胞診検査およびコルポスコープ検査)

被爆者の場合

 被爆者は、一般健診は定期検診2回と希望検診2回。その希望検診の内の1回を男性4種、女性6種のがん検診に切り替えることができます。

被爆二世の場合

 東京都内に住む被爆二世は定期検診を2回まで無料で受けられ、定期検診の1回を、がん検診に切り替えることができます。

がん検診について

 がん検診には事前の予約が必要なのものがあります。早めに予定を立てて受診することをお奨めします。
 全国で被爆二世にがん検診を実施しているのは、東京都と静岡県です。東京都が実施している被爆二世のがん検診は、被爆者と同様の項目ですが、胃カメラによる胃がん検診は認めていません。
 がんは早期発見が重要です。コロナ禍の中ですが、できるだけ健診を受けましょう。

重要な注意点

 2020年来、コロナ禍の影響で健康診断を中止したり、一日の健診数に制限を設けている医療機関もあります。必ず事前に医療機関と連絡をとって、健康診断の受診の仕方を確認してください。
 受診者と医療機関が話し合った上で医療機関が了承してくれれば、定期健診の期間(11月から12月)以外でも無料で受診できます。
 健康診断を無料で受けられる医療機関は、東京都から3月末に送られてきている「健康診断のしおり」(被爆者)、「健康診断のお知らせ」(被爆二世)に紹介されています。